2016年3月10日木曜日

失敗しても、やり直せる社会を

広島市府中町の町立中学校の3年生男子が昨年の12月、自宅で自殺するということがありました。
別の生徒の万引きの記録が誤って記載されていて、その非行歴によって志望校へ推薦を出してもらえなかったということがあったようです。

赤旗にコメントを寄せた尾木直樹さんによると、昨年の12月初旬から4、5人の中学三年生が進路を悩んで、自殺しているそうです。
「進路がらみで自殺者がこんなに出てくるなんて、何があったのかどうしても分かりませんでしたが、その一つが今回のような事案として出てきました。」とおっしゃっています。

今回の件では万引きをしたのは別の生徒だったということでしたが、もし万引きをしていたとしても、そこから立ち直ることもあります。

学校という場所が、生徒の失敗を裁くような場所ではなく、生徒と先生が信頼関係を築ける場所であってほしいです。