2016年1月15日金曜日

 今日の朝日新聞デジタルにこういう記事がありました。

『自民党の桜田義孝・元文部科学副大臣が「慰安婦」について
「職業としての娼婦(しょうふ)、ビジネスだった」などと発言して直後に撤回したことに対し、
政府・与党関係者は昨年末の日韓外相会談での合意を踏まえて発言すべきだとの考えを示した。
 首相は、「慰安婦」問題について「日本にも韓国にも様々な意見があることは事実だ。
しかし、これを乗り越えて、日韓両国政府は最終的かつ不可逆的に解決することに合意した」と答弁。
 そのうえで「様々な発言そのものを封じることはできないが、政府関係者や与党関係者はこのことを踏まえて、今後は発言をしていただきたい」と慎重な対応を求めた。
 無所属の水野賢一氏が「不可逆的という雰囲気に水を差す」と指摘したのに答えた。』
                                          朝日新聞デジタルの記事引用

日韓合意の内容については、赤旗日刊紙にこう載っています。
『昨年末の日韓合意で政府は、旧日本軍「慰安婦」問題について、「当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題である」と認め、「責任を痛感している」と表明。
 安倍首相も「心からおわびと反省の気持ち」を明言しています。
その上で政府は「元慰安婦の方々の心の傷を癒す措置を講じる」と表明するとともに、同合意によって「慰安婦」問題が「最終的かつ不可逆的に解決されることを確認する」としました。』
                                                 赤旗1/15記事引用
               
私は、世論に押されて政府が合意したことも、認めることができないで暴走する議員がでてくるのは、安倍政権が、それを支える日本会議を抑えることができない矛盾が出てきた結果であると思いました。
 
内部の矛盾がいつか爆発して、内部から崩壊するのかもしれません。