2016年2月2日火曜日

議員研修in静岡2日目

2日目は、
日本ケアマネジメント学会副理事長・NPO渋谷介護サポートセンター事務局長をされている
服部万里子さん講師でした。
「介護保険の現状と自治体の役割」というテーマです。


介護保険制度は、はじまって16年になるそうです。

高齢化が進んでいる日本で、この制度を取り入れて成功している国といして、
世界から注目されているとのことでした。

しかし制度ができてから、法律が4回も改正され、その度に利用者の負担は増え
要支援を国の介護保険から外し、サービスを減らしていっているなど、もともとはいい制度が、
国の制度として機能しなくなっていているということを、学びました。

講師の先生は、お金のかからない在宅介護にできるだけしていくこと(在宅介護を望む方が70%いることなどから)やボランティアの可能性を活かした取り組みなどを進めていくことを紹介されていました。
介護を受けている方や介護しているその家族の方の声を、議会で訴えることが、議員の務めであることや、制度の改善を求めていくことを、頑張りたいと思います。